相続は相続人だけの問題ではありません。
自分の死後、ご遺族間で争いのないように、財産を残す側が対策を講じておくことが大切です。
その中でも「遺言書」を作成するというのは非常に効果的です。
遺言書はご自身の思いをご遺族に伝える最後の機会となり、相続トラブルを未然に防ぐことにも繋がります。
このような方におすすめです
- 子供がいないご夫婦
- 音信不通の家族がいる方
- 財産が不動産しかない、金融資産が少ない方
- 認知症や障害をお持ちのご家族がいる方
遺言書は代筆できず、本人が元気なうちに作るしかありません。
遺言書はあなたの思いを家族に残すと共に、大切なご家族の絆を守るためにも非常に重要な手段です。
遺言・生前対策でお困りの方はお気軽に鈴木行政事務所までお問い合わせください。
自筆証書遺言のメリット・デメリット
メリット
- 自分で書ける
- 手軽に書ける
- 遺言書に書いた内容を秘密にできる
デメリット
- 様式どおりに作成されず無効になることがある
- 紛失の恐れがある
- 相続で使うには、裁判の検認が必要
公正証書遺言のメリット・デメリット
メリット
- 公証人が作ってくれる
- 遺言書がなくなることがない
- 法律上、様式上の問題がない
デメリット
- お金がかかる
- 完全な秘密が守られない
- 遺言書の作成に手間がかかる
生前贈与についてもご相談を
生きている間に相続人へ財産を譲渡する生前贈与は、相続税を節税できるため財産の有効活用に効果的です。
また、生前贈与だけではなく、遺言書作成や生命保険・家族信託の活用、任意後見契約といった生前対策は相続トラブルを防止するために注目されています。
それぞれのメリットやデメリットを含めてどのような特徴があるのかをご説明しますので、生前贈与やそのほかの生前対策をお考えの場合はぜひご相談ください。